


15種類に及ぶコンピュータの自動翻訳ソフトを駆使し、日本人なら誰もが知っている日本昔話3編「一寸法師」、「かぐや姫」、「桃太郎」を日本語から英語に自動翻訳し、さらに日本語に再翻訳。そして、コンピュータが生み出した文章からイメージしたイラストを添えた、まったく新しい現代の昔話の誕生。グローバル化が加速する現代において他言語間でのコミュニケーションをする機会が日々増えています。そして、それを補助する代表的なツールとして翻訳ソフトが存在しますが、現時点において翻訳ソフトの実用性はあまり高いとは言えません(単にコミュニケーションツールとしての)。なぜなら現在一般に出回っている翻訳ソフトでは、言葉の背景にある感情、文化や歴史、行間にある意味などを汲み取ることが非常に難しいからです。しかし、逆に考えれば翻訳ソフトは人間が到底思いつきもしない表現をすることができるとも言えるのではないでしょうか。この作品ではコンピュータによる無数の無機的な言葉の羅列を人間がミックスすることによって、人間と機械による新しい文学を創造します。
「大阪・アート・カレイドスコープ2007大大阪にあいたい」の出展作品として「一寸法師(少量法律助言者)」が、大阪駅北地区迂回用通路の両側に立てられている工事用仮囲い160mにわたって、展開されました。
「匂いかぐや姫~日本昔話Remix~原画展」が2008年2月6日~12日まで新宿高島屋美術画廊において開催されました。この展覧会は原游による50点以上の原画、原倫太郎の立体作品、そして本に関連するパネルの展示で構成されました。